2022年5月、新小岩ルミエール商店街のはずれ、松島３丁目におそらく都内、いや日本初となる本格的な中国式ベーカリー店『劉記　中華面食』（リュウキ　チュウカメンショク）がOPENしました！

一見すると中華料理店の様ですが、地元の方々の間では既に周知が進む人気のパン屋さん！

お昼時の店内は賑わい、お店に吸い寄せられる様に続々と人が流れていきます！

しばらく様子を伺い混雑が解消されたタイミングで入店！

お店の方は「你好！」と明るくお出迎え！

日本語も饒舌なのでご安心ください。

パイや揚げパン、ドーナツなどなど見た事のない中国のパンなどがずらり。

オーナーにお話を伺うと、毎日奥の厨房で製造も行っているそうです！

こちらは中国でも人気がある日本で言うところのお焼き！

具がギッシリ詰まっている様子がお焼きの厚みからも分かります。

長さで言うと３０センチ弱はありそうな大きさの大きな揚げパンなんかもありました。

肉まんもありました！

隣にある花巻は生地のみなのでお好みの具を挟んだりしても美味しそうです！

店頭には毎日様子を見ながら新商品を出しているそうです。

品数がありすぎて一度に出し切るスペースがないのだとか。

そうなると毎日覗きたくなってしまうファンの心をくすぐるお店。

そして早速お家で色々と実食タイム！

葉を剥いた写真を撮り忘れましたが、ちまきは想像しているものとは違い、小豆や雑穀が入っています。

雑穀のもちもち、プチプチとした食感と自然の甘さを楽しめるヘルシーなちまき！

いい意味で期待を裏切られた美味しい一品！

葉っぱの様な形をしたものは豚肉酵葉まん。

一度水に潜らせ、様子を見ながら40秒程レンジで加熱してからいただきました。

旨味のある豚肉ギッシリで酸味のあるお野菜が後味さっぱり！

肉汁を吸ったふかふかの生地が美味しい〜！

豚にくキャベツまん。

こちらも同じくレンジで温めてからいただきました。

豚肉とキャベツの甘み旨味があり、日本人に馴染みがあるお味です！

中の具は日によって変わる事もある様なので、その時々の物を楽しめます！

和菓子好きにはたまらないのがこちら！！

「粘豆包」という食べ物で10個入りで販売されています。

もち粉で作られたお団子の中に小豆の餡が入っています！

小豆本来の風味とツルツルもっちもちの食感でファンになりました。

オーナーにお勧めしてもらった大きな黒胡麻クッキー。

本当に美味しい。

サクサクでほろほろ！！

例えるなら、沖縄のお菓子でお馴染み「ちんすこう」の様な食感！

こちらもセットでの販売でしたが、家族争奪戦となる事間違いなしなので常備をお勧めします。

実は筆者、気になるものがありすぎて２日間に渡りお店に通っています。

別日に購入したお焼きも絶品。

一口食べるとその餡のボリュームに驚きです。

牛肉の旨味と玉葱の甘さ、パリッともちっとした生地が美味しい。

筆者はトーストで温めていただきましたが、食べ歩きにもピッタリな袋に入れてくれるので出来立てのタイミングならすぐ食べてほしい美味しさです！

6個600円（税込）で組み合わ自由で販売されているパイは５種類全て購入してみましたが小麦粉の豊かな風味と餡からは食材のもつ自然な優しい甘さが感じられ、クセになるしっとりサクサクとした食感でとても美味しかったです！

どれも美味しいのですが筆者は胡麻と胡桃が好みでした！

SNSでは著名な方もお店の紹介をされていました。

小岩の次は新小岩。中国の粉もんが山のように買える「中華面食」へ pic.twitter.com/sol9s4wMj3

— じろまるいずみ「餃子のおんがえし」（晶文社）絶賛発売中 (@jiromal) June 18, 2022

最後に「なぜこのお店を始めようと思ったのか？」

長年日本で暮らしていてオーナーに尋ねてみると、

「母国で食べていた出来立てのパンが食べたい。同じように思う日本に暮らす中国人や、日本の方がまだ知らない美味しい中国のパンを食べてもらいたい。」

そういった思いから始められたそうです。

的は的中し、取材に伺った際にも既に常連と思われる中国人の方々が多く来店していて、中国語が飛び交う店内は本場の中国そのもの。

と、思いきや日本の方も「また来ました〜」と来店されていたり、和やかな店内にほっこり。

商品の事は聞くと優しく全部教えてくれます。

長くなりましたが、こちらは要チェックのお店です！

是非足を運んでみて下さい。

『劉記　中華面食』の場所はこちら

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