【江戸川区】大規模水害時の宿泊を伴う事前避難に1泊3000円の補助金が決定。
私達の暮らす江戸川区は大規模水害に見舞われてしまうと2週間もの間、水が引かないことが予想されています。自宅に留まり一命を取りとめたとしても2週間もの間ストップしたライフラインの中で生活することになります。
全世帯に配布された「江戸川区ハザードマップ」でも江戸川区、葛飾区、足立区、墨田区、江東区以外への浸水の恐れがない地域への避難を促しています。
江戸川区のホームページでは避難に関する避難先選びのポイントや宿泊施設へ避難した際の補助金の詳細が掲載されていました。
台風の進路を避けて、台風の予報円よりも外に逃げるとこを推奨しています。
避難情報発令時には、協定を締結した下記の旅行会社などのWebサイトのリンク先がはられ、自主的広域避難の宿泊施設の検討がスムーズに行なえます。※区民の方の優先予約が確保されるものではありません。ご自身でどこに避難するかを決めて予約が必要です。
・株式会社近畿日本ツーリスト
・東京都ホテル旅館生活衛生同業組合
・日本旅館協会東京都支部
・一般社団法人全日本シティホテル連盟
・江東5区(墨田区・江東区・足立区・葛飾区・江戸川区)はなるべく避ける
・JR総武線御茶ノ水より西は台地のため浸水リスクは低い
・山間部のホテルは土砂災害のリスクもあると考える
避難情報発令時には、広域避難のために宿泊施設を利用した区民の方に対して、一人あたり1泊一律3000円、3泊までを限度(最大9000円)とする補助金の申請が可能。
受付を開始した際に江戸川区のホームページ内で案内が掲載されます。
補助金交付の流れは江戸川区のホームページに分かりやすく図で解説されているのでご確認ください。
地球温暖化の影響なのか、想定外の大型台風が発生する事が数年の間で多くなりました。
2019年10月11日に発生した台風19号では、当時の江戸川区民43万2000人に警戒レベル4となり避難勧告が発表されました。
ギリギリの所で浸水は免れましたが、多くの方が定員オーバーの避難所、交通機関の運転ストップなど、逃げ場を失いながら自宅にいるしかない状況に追い込まれていました。
江東5区(墨田区・江東区・足立区・葛飾区・江戸川区)の判断で広域避難情報発令の判断は、超大型台風上陸などが予想される概ね3日前との事。
身動きが取れなくなる前に、2019年の台風19号の際の教訓を活かした新たな制度(補助金)を利用して安全な場所に避難しましょう。
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